マリッジブルーとは、結婚前や結婚後に気分が落ち込んだり、不安に襲われる症状です。結婚に対する行動や、結婚について考えたときに、何かしらの症状が起こることをマリッジブルーと呼びます。
マリッジブルーは男性、女性ともに起きる可能性がありますが、女性は名字が変わったり、仕事の環境が変わったりと変化が大きくなりやすい傾向にあります。
せっかく大好きな相手との結婚が決まったのに、なぜか心はどんより……。それでは、マリッジブルーになる具体的な原因や解消法はどうすれば良いのでしょうか?
この記事では、女性が陥りやすいマリッジブルーの原因と解消方法について徹底解説いたします。
✔マリッジブルーの具体的な症状
✔マリッジブルーの発症時期や原因
✔マリッジブルーを解消する方法
もくじ
「プロポーズされて幸せなはずなのに、いざ結婚を考えると不安に……」 そのように感じたことありませんか? 結婚を控えた人に多く表れるマリッジブルー。
実は、少なからずマリッジブルーになったことがある女性が、約50%もいるそうです。それでは、マリッジブルーになるとどのような症状が表れるのか見ていきましょう。
あなたが今、同じような気持ちになっているのだとしたら、マリッジブルーになっているのかもしれません。
何気ないことに落ち込んでしまったり、不安を感じるのが、マリッジブルーで最も多い症状です。女性の場合、生理の周期でも落ち込みやすい時期などがありますが、結婚や相手について考えたときに落ち込んでしまうなら、マリッジブルーの可能性が高いです。
気分が落ち込んでしまい日常生活や仕事に支障が出てしまう場合もあるので、まずはマリッジブルーだと自覚するところから始めると良いでしょう。
「なんだかいつもよりイライラしてしまう」というのもマリッジブルーの症状です。なんてことない些細な相手の一言にイライラしてしまうこともあります。周りとの衝突が増えたときはマリッジブルーの可能性があります。
マリッジブルーが原因で食欲がなくなることもあります。不安を感じたり、落ち込むことが続くと食欲がなくなる人も多いのではないでしょうか? 同じように、マリッジブルーで気分が塞ぎ込み食欲が減ってしまうことがあります。
また結婚式当日のことを考えると、食が進まないというケースもあります。その結果、結婚式で着用するドレスのサイズが大きく変わってしまうこともあるので注意が必要です。
不眠もマリッジブルーの症状のひとつです。眠る前に結婚生活についてネガティブな方向に考え込んでしまいます。
「今の幸せがいつまで続くのか」「自分の人生がどのように変わってしまうのか」など大きな変化に悩みを抱えてしまって不眠になります。
また、結婚への不安から情報をネット検索しているうちに、そのまま眠れなくなる事例もあるので気をつけましょう。
「無性にイライラして何も手につかない」「全てがどうでもよくなった!」などの自暴自棄も、マリッジブルーの症状です。
相手が忙しかったり、なかなか連絡がつかなかったり、思うように会えなかったりするとストレスが溜まります。
「全てがどうでもいい」と感じるようになったら、ストレスが蓄積している証拠です。
それ以外にも、マリッジブルーとまではいかなくても、結婚前後は環境が大きく変化する不安や親離れなどの喪失感で、不安を感じることが多い時期があります。
いざ結婚となると、自分の気持ちに対して、「本当にいいの?」と不安になることは誰しもあるでしょう。マリッジブルーの主な原因は、環境の変化への不安ですが、結婚を機に自分を取り巻く環境を考えて、見えてきた不安も含まれているのです。
マリッジブルーになるタイミングは人それぞれですが、「結婚式の準備期間中」や「入籍前」が多いといわれています。結婚式の準備期間中は何かと忙しく、仕事との両立で生活にゆとりがなくなりがちです。
また、結婚準備期間には決めなければならないことが多いので、パートナーとの間に意見の食い違いが生じやすい理由もあります。お互いが譲り合い、相手を尊重する気持ちを失わないように注意しましょう。
さらに、結婚式の準備期間中と並んで目立つのが、婚姻届を提出する入籍前のタイミングです。この時期には結婚生活を現実として受け止めるので、「自分はしっかりとやっていけるのかしら?」と不安を持ってしまいがちな時期と考えられます。
マリッジブルーの期間はそれほど長期間起こりません。数日から1ヶ月程度の間に収まるので、過度に心配する必要はありません。あくまで、結婚準備期における新環境に対する適応への不安感という一過性の状態に過ぎないと考えておきましょう。
参考までに、みなさんがマリッジブルーになったタイミングを記しておきます。
大好きな人と結婚するからこそマリッジブルーを乗り越えて、幸せな結婚生活を送りたいものです。それでは、マリッジブルーを解消した女性は、どのような方法を取ったのでしょうか?
実際に、マリッジブルーを解消した方法を見ていきましょう。
なかなか気分が上がってこないときは、結婚相手に今の自分の思いを素直に伝えましょう。
「何に対して不安になっているのか」
「今どんなことがツライのか」
また、何が理由で気分が落ち込んでいるかわからない場合も、自分の言葉で素直に話すと良いでしょう。
「マリッジブルーかもしれない」と言葉を添えた上で、自分の中のモヤモヤとした悩みをパートナーに話すことでスッキリするものです。今後、結婚生活を共ににするパートナーに、しっかり話すことで信頼関係が強く結ばれます。
二人でゆっくりと話せる機会を設ければ、不安解消につながります。
とにかく気分が落ち込む、不安でたまらない人は、まず何が原因で不安なのかを特定してみましょう。親しい人に話して、一緒に原因を特定するのもおすすめです。万が一、話せる人がいない場合は、不安を紙に書き出してみるのも効果的な方法です。
原因がハッキリすれば、すんなり解消することもあります。パートナーに言えないという人は、ぜひこの方法を試してみてください。
マリッジブルー真っ只中のときはツライかもしれませんが、そう長くは続きません。早く解消するためにも、未来に向けて楽しい計画をするのがおすすめです。
このとき、ポジティブにできる気分転換では、自分の好きなことを積極的に取り入れることがマリッジブルーに効く改善方法です。
ずっと家に閉じこもって結婚式の準備などをしていても、どんどん気分が塞ぎ込んでしまうはずです。思い切って外に出て大好きなことを行いましょう。
実は、マリッジブルーは悪いことばかりではありません。結果的に、マリッジブルーになって良かったと思えることもありました。最後に、マリッジブルーになったメリットを見ていきましょう。
マリッジブルーの解消法にもありましたが、「結婚相手としっかり向き合うことで絆が深まった」という意見がとても多くありました。結婚生活はラクなことばかりではありません。ときには苦しいこともあるでしょう。それを乗り越えるためには、パートナーの支えも必要です。
マリッジブルーになったとき、誠実に支えてくれた彼に対して絆を深めるのは真理だといえます。ピンチをチャンスに変えた瞬間ですね。
マリッジブルーは、いろいろな環境変化から起こるものです。結婚への不安を自分なりに解決することで、結果として気持ちの整理につながります。そもそも、マリッジブルーは相手が嫌いだったり、不満があって起こるわけではありません。
自分の気持ちを整理して新生活を始めることで、パートナーとも前向きに向き合えて、自分自身も大切にできるのです。
新しい生活への不安からマリッジブルーになりますが、一方で、現実と向き合うことで結婚生活をより鮮明にイメージできたという意見もあります。
闇雲に突き進むのではなく、一度冷静になるためにも、マリッジブルーは必要なことなのかもしれません。
「マリッジブルー = 悪」という認識ではなく、結婚生活に対応していくための通過点と考えると、心がラクになるかもしれませんね。
「マリッジブルーの症状は?女性が陥りやすいマリッジブルーの原因と解消方法」はいかがでしたか?
マリッジブルーになった人は、そこまで深刻に考えず、今の自分を見つめ直すきっかけとして捉えてみてはいかがでしょうか。結婚生活は本来、あなたの幸せのためにあるものです。
新しい生活に胸をトキめかせて、二人の幸せを創造しましょうね。
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